近視の治療法
現在、眼科領域の治療は目ざましく進歩しています。コンタクトレンズ、手術、レーザー治療、人口水晶体、角膜移植、薬物治療など、選択肢が広がりつつあります。視力はどれほど回復するのでしょうか、また目の病気はどこまで治せるのでしょうか。しかし、まだ歴史が浅い分、安全な術法が確立していないものもあります。
安全で、確実に治療、改善するためには、どのようなことに留意する必要があるのでしょうか?
たとえば、最近、視力回復の有効な方法として、レーシック手術が注目されています。しかしレーシックの安全性、有効性をうたう眼科医院でさえ、手術に関する承諾書で以下のような注意点をあげています:
「術前に近視が強い人の場合特に、暗いところや夜間に見え方が良くないことがある・また夜間に、明るい光の周辺に輪状のもやがつく(ハロー)、夜間の照明が眩しい(グレア)、放射状に光が見える(スターバスト)ことが、ある。」
さらに、「感染等によって重度の視力低下をまねく恐れがある」とさえ述べています。
そして「レーザー手術が人間の目の治療に応用されるようになって、約20年経つもの、すべての合併症を把握することは不可能であり、承諾書に書かれた問題や合併症以外のことが起こりうることをご了承ください」と述べています。
めがねやコンタクトレンズなしの生活がどれほど快適であるかは、日ごろ、特に運動時などに不自由を感じていらっしゃる方なら痛感していらっしゃることでしょう。しかし、まだこのような「不確実な段階」であることを考え、その利点とリスクを考えて、納得のいく視力回復方法を選択することが大切です。
2008年8月24日||トラックバック (0)
カテゴリー:レーシック
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